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arte zapoteco rugs

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size : 50㎝ x 50㎝

ー ZAPOTEC RUG(サポテック ラグ)について ー
メキシコ南部、オアハカ州のティオティトラン村(Teotitlán del Valle) は良質な織物が盛んな村で、その歴史は古く、紀元前約500年までさかのぼります。サポテコ族のコミュニティによって形成されるこの村は、Backstrap Loom(腰織り)という技法を使い、織物が得意な人々が暮らしていました。1521年、スペインの植民地支配が始まるとともに、さまざまな文化や技術も大陸に持ち込まれることになります。その中でも家畜の羊とペダル式の高機がティオティトラン村に伝わった事で飛躍的に織物の幅が広がりました。高機を使うことで大きな生地を織ることが可能になり、羊の毛から糸を紡ぎラグを織る技術を身につけます。そして、伝統的、民族的なルーツを持つ意味合いの紋様をラグに落とし込んだのは自然なことでした。古代からコチニールをはじめとする、さまざまな天然染料で染めた美しい織物が作られていましたが、20世紀初頭、化学染料の普及により、これらの染色方法は廃れてしまいます。1960年代、途絶えてしまった天然染料を使った染色方法の研究を始めた Isaac Vasquez(アイザック バスケス)氏はオアハカ州出身で世界的に知られる画家 Rufino Tamayo(ルフィーノ タマヨ)とサポテコ族の末裔で画家、版画家の Francisco Toledo(フランシスコ トレド)の協力を得て、古代の染色方法の復興に成功します。これらの染色方法を意識の高い有志たちが学び、代々受け継ぎ技術を継承してきたことにより、ティオティトラン村は世界的にも有名なラグの産地となりました。



ー 染色について ー
オアハカ地方の特産である、天然染料のなかで最高の赤を発色するといわれるコチニール(サボテンにつくカイガラムシ)=赤色、岩の苔やマリーゴールド=黄色、ウィサーチェ(アカシアの一種の種子のさや)=黒色、藍(インディゴ)=青色の4種類が基本色。原毛の色、染色の濃度や時間、媒染剤の違いによって、様々な色調に変化させ、これらの染料を組み合わせることで、緑や紫などほかの色に染めることが可能になります。



ー 製品について ー
サポテック ラグは平織りの一種である、つづれ織りの技法で織られています。厚くしっかりと織っているため、丈夫で型くずれもほとんどしません。また冬は温かく、夏は通気性が良いため、季節を問わずに楽しむことができます。模様は表も裏も同じなので両面とも使用可能です。



ー お手入れについて ー
掃除機で表面の埃をとり除いて下さい。カーペットローラーなどの粘着テープでゴミを取るのも良いです。1ヶ月に1回、3〜4時間程度の天日干しをオススメします。ラグが汚れた場合は水に濡らした布でたたくように拭き取ります。その後、天日干しにて乾燥させて下さい。(長時間の天日干しはお避け下さい)



このプロダクトは、現地の職人が一つ一つハンドメイドで織っています。全て一点物となります。

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